ほりぐち農園日記２００８年４月〜６月

水に浮かぶ完熟梅・・・。
ひらってきた完熟梅を水に一定時間漬けて汚れを取ります。
みなべ町・近隣地域の梅農家さんと加工業者さんが話し合って、より良い梅干しをお客様にお届けしよう！ということで今年から始まった取り組みです。

みなべ町では「南高梅」のブランドを常に大切に考えがんばっています。

主人の背の高さほどのタンクに
2Lサイズの完熟梅がいっぱいです。
あいだ、あいだに塩をかませ、最後にまた塩をかけてなじませて重しをします。

「いっぱいになった〜♪」
梅農家にとっての嬉しい瞬間でしょうか（笑）

葉っぱやゴミを落とし、水洗いしてサイズ別にわけられた完熟梅。
この大きな容器ごとリフトに積まれて大きなタンクへ。

大量の完熟梅の塩漬けが始まります。

今日は土曜日なので主人の妹さんや弟さんが お手伝いにきてくれました。
雨の中、ひたすら自然落下した大量の完熟梅をひらってはコンテナに入れる作業！

15時30分一通り終わって実の選果中です。
「つかれたな〜」という雰囲気が漂っています。
すいません。助かりました！

こちらは主人が早朝より畑に入り目をこらして、紅色のきれいな実を探し一粒一粒選んで収穫してきたカゴです。

更に、この色具合をチェックして、選果して箱に詰めるときにもう一度チェックして「緋珠」「紅石」としてお客様へとお届けしております。

「無選別青梅」の総採りをしました。一本の木に実っている青梅全てをもぎ取りますので何にも残っていません。
葉っぱだけになりました。
この葉っぱと青々とした青梅の見分けがしずらく近くで見て、遠くからみて・・と取り残しがないかチェックです。

・・ん、、一粒見逃しがありました！
真ん中の下です！

「食と農」の総合誌、「地上」に「ほりぐち農園」が紹介されました。
地域農業の担い手が主な読者の雑誌です。
農協さんなどで購入できます。

紹介の内容は・・、「男は黙って妻自慢」・・です。
取材を頂いて有難かったのですが主人はちょっと恥ずかしかったようです。（笑）

今日は青梅の初収穫です。
ぶっくりと膨らみきれいな実を一粒一粒もぎりました。

梅シロップやまろやか梅酒をご希望のお客さまはもうしばらくお待ちくださいね。

昨日より梅雨入りしたようです。今年は早いですね。
実もぷっくりとしてきましたが、もう少しお日様の光が欲しい！
晴れの日を願っています。

主人は「実が光ってくるのを待っている」そうです。
今年は6月7日頃から収穫を始め、まずは、硬く青い実をご希望のお客様へお届けします。
「紅石」は紅のさすのをいましばらく見守っています。

やっと小梅の収穫時期が始まりました。
小梅とは、南高梅の交配樹として、畑に植えている ちっちゃい実ができる品種です。
大きくても２ｃｍくらいでしょうか。

まず、小梅の収穫が始まり、その後、南高梅の青梅の収穫が始まります。
今年は例年より4日はほど遅いようです。
小梅は梅干し用に塩漬けします。

畑で青い反物をコロコロコロ・・・。
自然落下した完熟梅をキャッチする青いネットです。

畑のサイズに合わせながら切ったり、縫ったりして敷いていきます。
ホント、お洋服ですね。

昨日まで雨が降って、今日はムシムシと湿気がありいいお天気。
やっと梅の季節がやってきました。

このムシムシがないと梅の実が太りません。

NPO法人 みんなの食育監修 職業訓練法人　日本技能教育開発センター発行
「食育講座＜果物編＞」にほりぐち農園の青梅の写真を提供しました。

こちらは通信教育の教材本です。
「食育」、とても感心がありますので嬉しいです。
届いた本を見ながら、フムフム・・。
勉強になりますね。

この青いネット！
初めて見る方は「？」って思われるかも。
南高梅の梅干し用の収穫は 実が熟して自然落下したものをひらうのです。

畑一面にこの青いネットを敷いて完熟梅をキャッチ！
毎年のことながら、畑一面に青いお洋服を着せていくのは大変です。

太陽の光ををいっぱいに浴びて雨の恵みを受けて育つんだよ！

観音さんの上の畑にて

お客様へのお届け用の完熟梅（梅干し用）は
この畑で収穫予定です。

２日前、シトシトと雨が降りました。
樹には優しい雨だったようです。
これからのお天気がとっても気になります。
主人は今日は「清川」という畑へ収穫準備のための
草刈りにでかけました。

携帯の電波が微妙に届かない山の中にある園地です。
頑張ってね！

畑からお昼時戻ってくるのがめんどう！ということで、ここ最近お弁当持参で作業にでかけています。
通気性の良いお弁当箱は・・、と目をつけていたのがこの竹で編んだお弁当箱です。
雰囲気が好きなのでお弁当を作るのも楽しい♪
おにぎりの中身は「味梅干し」と「おかか」を包丁で細かくたたいて練りこんだものを入れています。

なかなか美味しいです♪

GWですね。　私たち農家にGWは・・ございません。
主人曰く、GWとは「がんばれ！わたし！」週間らしいです。
今日の日差しはとても強く、大きな水筒に持っていったお茶は飲み干されていました。

畑に敷かれた青いネット。　「？」と思われる方が多いかと思いますが、梅干し用の南高梅は完熟し、自然落下したものを収穫するので、それをキャッチするために敷きます。

主人が東京の大学に通っていた頃のお友達からトマトがたくさん送られてきました。
横浜でトマト農家さんをされています。

初めて頂いたときは「横浜で農家さん・・・？」と 大都会のイメージがある私は？？？でした。
さて、こんなにたくさんのトマト何をつくりましょう♪

「飛田和緒のかぞくごはん　その後」　小学館

2歳の娘さんとの一年を通しての食卓、お弁当、おやつのレシピが満載の素敵な本です。
こちらの「梅煮」と「梅シロップ」のレシピにほりぐち農園の青梅が使われました。

とってもおいしそうなので、私も今年は「梅煮」を作ってみようと思っています♪

べっぴんさんに成長しています。
この樹になっている青梅はかなり大粒です。
すでに３ｃｍあります。
ぶっくりとま〜るく育っています。

「おさぶ」にて

ほりぐち農園の「にらんと」という畑にはこの季節、竹の子が姿をあらわします。
農作業をする上ではやっかいものなのですがここで採れる竹の子はとてもおいしいのでお義母さんが毎年収穫に燃えています。

今日も、採ってきたよ〜の声にカメラ片手にかけつけると既にまるはだかにされていました。

以前、主人のいとこさんがお土産にくれた「ルタオ」のチーズケーキ。

友達がお取り寄せをすると聞きつけて私も一緒に注文をお願いしていました。
濃厚でおいしいな〜♪

今年はお花が咲いたとき、散った後、無常にも寒波がやってきて梅の実はどうなるのか・・、とても心配していましたが健気に育っていました。

ただ、収量は例年より少なくなる見通しです。
お義母さん曰く「うるう年は昔から不作になるのよ」
一粒一粒大切に育てたいと思います。