ホーム > 梅シロップの作り方



■材料(標準量) | ||
青梅(紅青梅) | 1kg | ほりぐち農園では「梅シロップを作る」と記入いただければ梅シロップ作りに適した少し熟した青梅をお届けしております。 |
氷砂糖 | 1kg | 他に、上白糖等のお砂糖を使ってもOKです。甘さ控え目のときは700g。 |
4リットルビン | 1個 | ふたがきちんと閉まるもの。ホームセンターなどで手に入るものでも充分です。 |
竹串 | 2〜3本 | 青梅のヘタを取るのに使います。金属製はだめですよ! |

- 氷砂糖の代わりに普通のお砂糖や、きび砂糖・てんさい糖なんかは使えないの?
- お砂糖にこだわって作ることができるのも手作りの良さだと思います。
ただ、使うお砂糖によって梅シロップの味が変わりますのでご注意くださいね。(お砂糖の風味が梅シロップの味に反映されます。)
氷砂糖は、先ず一つ目に砂糖としての純度が高い(雑味が少ない)ということです。 それに氷砂糖はゆっくり溶けるので、梅の成分がしみだしてくる速度とバランスがいいと言われています。一番の理由はやっぱり溶ける速度ですね。
二つ目の理由はとごることなく溶けていくからです。梅シロップ作りで一番心配なのは発酵です。青梅は生ものですので、早く溶け出し、シロップができれば、液体に青梅が漬かった状態になるので、発酵の心配も少なくなります。

先ずはビンを清潔にしてください。
水気をふき取り、ビンの口を下にして、完全に乾燥させます。
※水気が残っているとカビが生えやすくなりますので、完全に乾燥させるようにしてください。
青梅をきれいに洗います。
流水で洗うのがいちばんいいです。
洗剤とかは絶対に使っちゃダメですよ!
丁寧に丁寧にお水で洗ってください。
洗ったらたっぷりのお水(2リットル以上)に漬けてアク抜きをします。
青く硬い実は1時間が目安。
(青梅まろやかや琥珀珠はアク抜きの必要はございません。)
アク抜きが終わったら、きれいなタオルで水気をふき取ります。
さきほどのビンのときと同じで水気はきっちり取っておくのがポイントです。
水気をきれいにふき取ったら、竹串を使ってヘタを一つ一つ丁寧に取り除きます。
竹串を使う理由は梅は金気(金属)を嫌うといわれているからです。
別に金串を使ってもいいのかもしれませんが、ここは雰囲気を楽しむためにも竹串を使って一つ一つ丁寧に取りのぞきましょう。
きれいに取れば取るほど梅酒にエグ味がなくなりさわやかな味わいになっていきます。

ビニール袋に青梅を入れて冷凍庫へ
一晩以上寝かせましょう。
青梅を冷凍庫に入れると、繊維が破壊されるので梅のエキスが出やすくなります。発酵の可能性が少なくなるのでおススメです!
凍ったままの青梅と氷砂糖をそれぞれ半分に分けます。
半分に分けて2回分にして、2回に分けてビンに入れていきます。
- 青梅を入れます。放り込むとつぶれちゃいますから丁寧に。
- 氷砂糖を入れます。上から降りかけるような感じで入れます。
- 残りの青梅を入れます。先ほどと同じで丁寧に入れます。
- 残りの氷砂糖を入れます。これも先ほどと同じで振り掛けます。
量が多い場合は分ける量をふやしてみてくださいね。
冷暗所で保存してください。
お砂糖が溶けやすくなるようできれば毎日ビンをゆすってください。
1週間から10日で出来上がりです。
保存料、添加物なしの梅シロップです。
やはり、生の梅は腐ってきます。
10日目頃までには、シロップから梅の実を取り除いてくださいね。
梅シロップから実を取り出したら、目の細かい布でこして、弱火で15分くらい火にかけます。アクをすくいながら沸騰しないよう注意してくださいね。火を止めて冷ましたら完成!
保存料も添加物もなしのシロップ出来上がり♪
水で薄めて飲んでくださいね。
または炭酸水や牛乳もおすすめです。
【梅シロップの保存方法】
保存場所ですがベストは冷蔵庫です。
直射日光のあたらない湿気の少ない場所での保存をお願いいたします。
必ず密封してくださいね。
【賞味期限について】
梅シロップが出来上がって火を通したものでしたら、きちんと密封しての保存で1年くらいといわれています。
ただ、空気の出入りなどがありましたら1年以内でも発酵の可能性がありますのでご注意くださいね。


